前回タイトル『TOKYO HOME TOWN』そして『背景アンソロジー3・東京』以来のおよそ5ヶ月ぶりと新作になります。今回のタイトルは主に植物を接写した色鮮やかなマクロ写真なのですが、通常花の接写というと良いところ等倍撮影が概ね定番かと思われます。接写用の専用レンズが最大で等倍までの拡大率が限度だからです。
撮影者の中には高価なマクロレンズを使わずレンズ先端にねじ込む形で接写を気軽に楽しめるクローズアップレンズなるフィルターを常用されている方も多く見受けられる中、やはりここは更なるマクロ域への挑戦が必要ではないかと考え久々にあの蛇腹を引き出して拡大率を上げるベローズユニットを持ち出してきました。
これを駆使することで拡大率は途方もないほど上がりますが、そこは描写表現としての適度な領域はありますのであらかじめ試験撮影などをしたのち早速近隣の植物園に出かけました。植物やその環境に臨機応変で拡大率を0.5〜3倍程度を目安にできる限り背景画になるよう配慮しつつ撮影を続けていきました。
記録していく過程の中でその新鮮さに度肝を抜かれた訳ですが、かつて経験した事のないを新鮮な出会いの連続に時間も忘れ感無量の内に無事撮影を終了する事がでました。その後数日間かけて場所も替えながら計2000カットほどは撮影したでしょうか。その中から302イメージをセレクトし今タイトルは完成に至りました。
華やかでダイナミックなマクロ写真のもう一つの世界、それがタイトル:MACROIZM(マクロイズム)です。
そして、新製品の誕生を記念しこのほど『MACROIZM』スペシャルサイトを開設いたしました。こちらのサイトはポータルサイトのグーグルが近年推奨しておりますHTML5構造で作成されたページになっており、4K表示のPCモニターを始めタブレット端末、縦位置鑑賞のスマートフォンなど小型画面にも自動的にレイアウトを変更して難なく対応します。構成は1ページのランディングページ(すだれ型)簡易サイトになりますが、是非一度ご覧いただければと思います。
注:最下ボタンからリンク後の作品の閲覧チェックはこれまで通りハイビジョンサイズ(1280Pixel)以上を推奨しています。
→『MACROIZM』スペシャルサイトを見る
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