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ストックフォトに関わる諸々の近況報告を掲載しています。 |
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先月の3月26日、私が現在契約している北海道札幌市に拠点を置く、国内大手の老舗フォトエージェンシー会社『データクラフト』さんから突然事業を他社に譲渡するという連絡メールが届きました。譲渡が完了し新会社として再出発する日取りはあさっての4月11日だそうです。正式譲渡日が前日10日という事で、販売サイト(イメージナビ)の一部デザイン変更に伴うメンテナンスのアナウンスもトップページに既にお知らせがあります。
11日以降はこれまで親しまれてきたお馴染みのデータクラフトという名称は消滅し、新たに『イメージナビ株式会社』に変更されます。メール連絡から数日して私のところに譲渡に伴う契約継続の可否を促す書類が届き、こちらから敢えて販売経路を失う理由も無いので一応は氏名と印鑑を押して先週始めに返送したところでもあります。
事業の譲渡先は京都市に本社を持つ日本テレネット社というファックスの一斉同報サービスを主な事業に据えて運営している会社で各企業間での情報のやり取りをサポートするお手伝いをしているみたいです。いわゆるBtoB関連の事業ですね。私もよくは分からないのですが、データクラフトの持つ膨大なビジュアルコンテンツが移行後どのように活用され概ねの利益を生み出すのかは未知数ですが、私はしがない個人作家の立場でありますし負んぶに抱っこでとにかくお任せする意外ありません。
再契約書(簡易)には特に現状を悲観している文言は見当たらず、前向きな戦略的譲渡ともとれるのですが、多方面にマイナスイメージを発信したのではユーザーや契約作家に対してただ不安を与えるだけなので本当のところはその後の時間の経過の中でハッキリしてくるのだろうと思います。譲渡を境に売り上げがバンとアップしてくれる事を願っています。
数年前にやはり私が契約していましたマルチビッツと言う今はイマジカデジタルスケープ社が運営する通販会社(当時は商社)がコンテンツ部門の業績悪化から上場企業でもあるデジタル部品メーカーのトップ企業でもある加賀電子に関連業務を委譲した事がありました。自身、移行前までは月に数万円ほどの売り上げが安定的にありましたが、譲渡後は売り上げは全く無くなりそれから1年後、デジタルコンテンツ事業は終了(解散)しました。確かにデフレ真っ只中という事もあって倒産する企業も多い時期でしたから予め覚悟はしていました。
さてさて、今回は生か死か?正直データクラフトさんには担当者さんのバックアップも含め相当お世話になっていて、もしも上述の様な悲劇が起れば打撃は尋常ではありません。何とか頑張ってもらいたいですね。 |
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